こんにちは。みたっくす(@book_life_net)です!
前回の金沢旅行記に続き、今回は福井旅行記をおすすめの場所を添えて綴ります。
続きを見る金沢旅行記。鈴木大拙館で考えにふけ、九谷焼でほっこり
まず東京から福井への行き方ですが、空路の場合、小松空港(石川県)からバスに乗るか、レンタカーを借りる必要があります。電車だと東京から新幹線で金沢駅まで行き、そこからJR北陸本線に乗り換えが必要です。または金沢からレンタカーを借りるという方法もあります。
新幹線が福井まで繋がる!というニュースを目にしたことがあるかもしれませんが、実際はまだまだ繋がってないんですよね。2023年春開業の予定も遅れそうといった話や予算の話といった雲行きが怪しいニュースが出ており、開通はまだまだ先になりそうです。残念ですが、陸の孤島はまだまだ続きそうですね。
一方で、アクセスが悪いおかげか、大規模な開発が進まず、変わらない昔ながらの風景が残っているところもあるので、自然好きや写真好きには悩ましいところでもあります。
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福井旅行で抑えておきたいポイント
福井県でのおすすめは何か?と聞かれるとガイドブックと同じような回答ですが、以下の3つを挙げます。
- ソースカツ丼
- 越前ガニ
- 恐竜博物館
ソースカツ丼
福井県のソウルフードと言われているソースカツ丼。
うすーくスライスされた肉をあげていて、食感はサクサクで、それでいてソースの甘みと肉の旨みが絶妙に合わさったカツです。
カツなのにおやつ感覚な不思議なフードで毎日食べたい気持ちになります。
お店はソースカツ丼の元祖とも言われているヨーロッパ軒に行くことをおすすめします。市内に複数店舗あるので、どのお店がいい、悪いといったレビューを見かけるかもしれませんが、どのお店でも大きく変わることはないとは思いますので、気にせず行きやすいところに行くのが良いでしょう。
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越前ガニ
越前ガニは、グルメの友人も言ってますが、カニの中でも抜けて美味しいです。
そんな越前ガニの旬は、冬の12月~2月。
まさにシーズンに訪れた今回は、ガッツリ一杯食べました。そして、あまりにうますぎて他のカニを食べれなくなった可能性ありです。
ただ残念な情報として、訪れた時点では例年よりも収穫が少なく、市場には高値ででまわっていました。気候変動による影響があるのかもしれませんが、これからも安定して収穫できる保証はないので、カニ好きな方は早めに計画をたてて食べに行ってもらいたいです。
かくいう私も知人のグルメたちが唸る越前ガニが食べれる旅館があるので行きたいのですが、今回も予定を組めず。旅も腹八分目と自分に言い聞かせて、次回の楽しみにしました。
グルメ友おすすめの旅館
恐竜博物館
恐竜ドームと呼ばれる外観が目を引く勝山市にある恐竜博物館。
恐竜などの地質学、古生物学の研究拠点でもあり、日本を代表する施設です。
博物館の詳細は、公式サイトやガイドブック、色んな紹介記事を見てもらいたいのですがとにかく本格的です。これまでアメリカのスミソニアン博物館を始め、代表的な博物館での展示も見てきましたが、そのたびに恐竜については恐竜博物館がやっぱり抜けて良いなと再認識してしまうほど。
実際にカナダにあるロイヤル・ティレル古生物学博物館、中国にある自貢恐竜博物館と並んで、世界三大恐竜博物館と称されています。
また地域振興・活性という意味において「恐竜の化石」という資源を、学術的・興行的に活かし、日本だけでなく世界に向けて発信する仕組みを作っていることに感心します。その土地ならではの資源を活かし、新しい何かを作り上げていくことは、どの地域も参考にすべき大事な取り組みではないでしょうか。
写真を撮ってリラックス
福井県では、苔寺で有名な平泉寺や曹洞宗の本山である永平寺など長い歴史と伝統を持つお寺にもいきました。
他にも福井県の勝山市とその隣町の大野市の何気ない里山風景に心が踊り、時間を忘れて写真を撮っていました。
住んでる人からすれば日常の景色も、住んでない人には非日常な世界。そんなギャップがたくさんあるところが福井県の本当の魅力なのかもしれませんね。
福井の苔寺・平泉寺白山神社
国史跡白山平泉寺旧境内は、古くから信仰の対象であった霊峰白山(標高2,702メートル)の越前側の拠点として、養老元年(717年)に泰澄によって開かれたと伝えられています。平安時代後期には天台宗比叡山延暦寺の末寺となって発展し、最盛期の戦国時代には、48社、36堂、6,000の坊院が建ち並び、寺領は9万石・9万貫、8,000人もの僧兵がいたと伝えられ、当時の日本では最大規模の宗教勢力であったようです。
出典: 福井県観光情報ホームページ ふくいドットコム
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曹洞宗の大本山「永平寺」
永平寺(えいへいじ)は、福井県吉田郡永平寺町にある曹洞宗の仏教寺院。總持寺と並ぶ日本曹洞宗の中心寺院(大本山)である。山号を吉祥山と称し、開山は道元、本尊は釈迦如来・弥勒仏・阿弥陀如来の三世仏である。
出典:ウィキペディア(Wikipedia)
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大野市を流れる九頭竜川沿い
田園風景と集落
人口分布上、ドローンが飛ばせるエリアが多く、日本らしい里山風景や越前海岸などの海も空撮できるのでドローンを始めるにも良いかもしれません。
阪谷の巨岩群
大野市の阪谷(さかだに)地区には、田んぼの真ん中や河川のほとりなどに巨大な岩塊がそびえています。この岩塊は、地元では「伏石(ぶくいし)」とよばれており、数万年前に地震や地殻変動などの影響で経ヶ岳(きょうがたけ:標高 1,625m)が山体崩壊し、その破片が巨大ブロックとなり流れてきたものと考えられています。
出典:越前おおの観光ガイド - 大野市観光協会
自然の中で写真を撮ることは、目の前のことに集中するので良いリラックス時間になりますね。
くれぐれも熊には気をつけて
2020年、福井県では例年以上に熊が出没しました。春先になればまた現れる可能性があります。
今年は、街中でも熊が目撃されていて、今までとは違った様相になっているとも言われています。観光で行ったのにそこまでするか?って感じですが、熊の目撃情報サイトは見ておいたほうが良いでしょう。
特に朝型や夕方頃に山沿いや川に行く際は、熊鈴を持って警戒を怠らないようにしましょう。楽しみすぎて命落としたら元も子もないですからね。