こんにちは。みたっくす(@book_life_net)です!
booklife(ブックライフ)では、「本のある生活」を目指したい人向けに、本と触れ合うきっかけや本のある楽しい日常を発信しています。
本屋といえば本を買うための場所と思われていますが、それ以外の用途を開発するのが好きで欲しい本がなくても定期的に本屋に行くようにしています。
例えば、「知らないことを知る」という1種の身体のメンテナンスのようなことを行うために行くことがあります。
「知らないことを知る」ことは、「無知の知」とも呼ばれることもありますが、自分に対して客観的になれることが本屋に行くことで得れるからです。
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客観的になることのメリット
客観的になることで、これまでに、例えば人間関係や取り組んでいる仕事が改善することに繋がりました。
それまでは長く経験してきたことなど、無意識のうちに自分は正しいと思い込んでしまい、間違ってることや他に可能性があることにも気づかない。まさに「知らないことすら、知らない」という状況になっていたのです。
客観的になった後は、自分が間違ってるのかな?知らないだけなのかな?と冷静に考えれるようになり、やり取りの多くは意見を押し付けるのではなく、質問したり、教えてというスタンスへ自然と変わりました。
そうした状態で常にいるために、本屋に行き定期的にメンテナンスをしてるわけです。
本屋が自然と教えてくれる「知らないこと」
では、なぜ本屋に行くことで、「知らないことを知る」ことができるのでしょうか。
それは本屋は、人間の叡智が形となって集まった場所だからです。
例えば、得意だと思っているジャンルに行けばまだまだ知らないことがあることに気づき、そもそも興味のないコーナーにいけば「新しい知らない」に出会います。
そして、「知らないを知る」は、逆をいえば「知ってることを明らかにすること」にも繋がります。自分が知っていること、自分にしか出来ないことを知っているということです。
つまり本屋という自分自身が知らないことだらけの中にいくことは、得意分野を見つけるきかけとなります。そして、「知らないことを知る」他人への興味、また感謝の気持ちも生まれることもあります。
「知らない」を認識できるようなることは実は大変喜ばしいことなんです。
当然、知らないから知ろうという新たな動機も生まれ、自らの行動力にもつながってきます。
知らないを楽しむ
暗記中心の義務教育の中では、知らないことは恥ずかしいことと思い込んでいるかも知れません。さらに社会の中では失敗はよくないという文化が根強いため、「知らないこと」を避けがちです。しかも無意識にそうなりやすいから大変。
そして、気づけば「知らないことを認識もできない」という思考停止した状態になりかねません。
ちなみにここまで読んで頂き、自分はだいじょぶと思ったのであればむしろ黄色信号です。
なぜなら「常識や既成概念にとらわれている人」の最大かつ根本的な要因は「とらわれていることに気づいていないこと」にあるからです。
大丈夫だと思った人も、不安に感じた方もまずは最寄り本屋に行ってみてはいかがでしょうか。知らないを教えてくれる場所として本屋を使わない手はありません。
うれしいことに一部の本屋を除き、本屋に入るのはタダな訳ですから。
(できれば本を買ってくださいね。)
本屋にまつわるお話を楽しみたい方へのおすすめ本
世界の夢の本屋さんに聞いた素敵な話
世界中の75の本屋さんに聞いた話がイラストと共に紹介されている本です。
ほんわかするような話から、ほろ苦い話まで世界中のエピソードを読むことができる本屋の絵本であり、図鑑のような本です。
日本だと「本の街」神田神保町が紹介されています。