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焚き火ラジオ Takibi Radioにて「読書しない読書会」のお話をさせていただきました

2022年3月9日

読書しない読書会
みたっくす

こんにちは。みたっくす(@book_life_net)です!

友人が配信している『焚き火ラジオ Takibi Radio』にお招きいただき、主催している読書しない読書会について話をさせていただきました。

焚き火を囲むと、いつもより少し本音がこぼれる。そんなラジオをお届けします。この世界には本当にたくさんの価値観を持った人がいて「この人、面白いな」と感じる人に出会うと、頭の中は一体どうなっているのだろう?どんな経験を重ねてきたのだろう?と好奇心が湧いてきます。焚き火ラジオには毎回いろいろなゲストがやってきます。

引用元:焚き火ラジオ Takibi Radio

今回は、焚き火を囲んでというわけではありませんが、自然の中にある神奈川県の城山湖の畔で収録しました。都心のビル群と自然が両方見られる絶景に囲まれ、スタジオで収録するのとは異なる仕上がりになっているのではないでしょうか。

読書しない読書会

読書しない読書会

話の後半には、読書会から話が発展して、本が読まれなくなった理由や本に関するイベントの未来なども話をしています。

テキストでは伝わりにくい部分も音声によってわかりやすくお伝えできていると思っていますので、読書会なのに本を読まない会ってなんだ?と興味を持っていただけた方は、ぜひ聞いていただけると嬉しいです。

読書しない読書会について

読書しない読書会

「本の内容」ではなく、「本を選んだ理由」をシェアする会。それが読書しない読書会です。

大型書店にて普段は行くことのないジャンルにあえて行き、そんな未知の世界なのに興味を惹かれる本との出会いを楽しみ、その理由と向き合います。その後、参加者同士で惹かれた理由をシェアします。

接点のないジャンルだからこそ自らを客観的に見ることができ、自らの興味・関心に何かしらの気づきを得る時間となるでしょう。 一緒に楽しく、学びのある時間を過ごしませんか?

読書しない読書会」の最大の特徴は、その名の通り本を読まなくても良い点です

それは本を読んで来なくても参加できるというだけでなく、読書会中も1冊の本を真剣に読むこともしません。

読書会というタイトルから本が好きな人が参加してるように思われますが、本を普段読まない人、むしろ本に苦手意識がある人にも参加いただけている珍しい会とも言えるかもしれません。

読書しない読書会については以下の記事に詳しくまとめていますので、併せてご覧ください。

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『読書しない読書会』本を読まなくても参加できる読書会

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本を選ぶ楽しみと価値

そもそも本には主に2つの楽しみ方があると思います。

本の楽しみ方

  • 本を読む
  • 本との出会い

「本は読むもの」とだけ認識している人は多いと思います。そのため、読むことなく積んだままにしている状態の「積ん読」という言葉は、一般的には良くない状態という意味で使われています。

ですが、本との出会い、つまり「選んで買う」という行為には読むのと同じ、時には読む以上に得るものがあります。

例えば、クリエイティブディレクターで博報堂ケトル共同CEOの嶋 浩一郎氏は、積ん読に対して自著の中でこう述べています。

買った本が積まれた状況は、自分が知りたいことや欲求の鏡だといえます。それが目に入るところにあって、日常的にざっと眺めるだけでも、相当な知的刺激になります。

引用元:『なぜ本屋に行くとアイデアが生まれるのか』

つまり本屋は、並んだ本を通じて自分の興味を映し出してくれる鏡にもなり、そこから得るものは何ものにも代えがたいものとなることがあるのです。

そうした本との出会いを参加者同士で楽しもうというのが読書しない読書会です。

読書しない読書会 参加者の声

焚き火ラジオの中でも話していますが、「選んだ理由なので話しやすかった」という感想もあれば「すっきりデトックス効果がありました」という予想もしていない感想をいただくこともあります。

その他にもたくさん頂いた感想を以下でご紹介します。読書会を通してどのような得るものがあるのかの参考にしてみてください。

20代女性

自分の感性で手に取ったものこそ、今の自分に必要なものだという感覚を大切にしたいと感じることができました。 シェアの時間も楽しかったです! 初めての方も、ぜひ一歩踏み出してみていただきたいです。

30代男性

とても楽しかったです。本を選ぶ理由という行為にその人の今の事情や悩みが凝縮されていて、見知らぬ人のそれを聞くことにどこかラジオ番組めいた昂揚感がありました。

30代女性

1人では味わうことのできない、いい時間だなあとしみじみ思いました。

時間とジャンルを限定して本を選ぶことで、いろんな気づきがあります。さらにみんなでそれを共有することで新たな発見がありました。
自分自身の本を選んだ理由を話す際も、あの場だから自分でも意識していない素直な気持ちを言葉に出せるなあと思いました(自分でも驚きました笑)。

コロナ禍によりオンライン化も進みますが、リアルを続けて欲しい・続けたいコトモノはあり、この読書会はまさに「それ」です!!

40代男性

色々な場へ出かけていますが、今回は良い「気」が集まっている場と思いました。 読む前に買った本についての経緯を話すという視点が斬新だったのも参加した理由の1つです。 皆さま独自の視点で本を選んでいるのにどこか繋がっているのも面白かったですね。

40代女性

普段行かないジャンルのフロアでの本探し。自分の気になることはこれか、と再確認することや新しい発見がありました。皆さんの興味もイロイロで、人によっての興味の違いがおもしろかったです。 会の雰囲気も良く、また参加したいと思いました。

「読書しない読書会」の申込み方法

読書しない読書会

この記事の執筆時点では、読書しない読書会は開催を停止しています。しかし、新型コロナの状況が改善した際にはすぐにでも再開する予定です。(追記:2022年10月以降、毎月開催中です)

申込みは、読書しない読書会公式サイトおよびpeatixでの募集を予定していますので、定期的に確認していただけましたら嬉しいです。

読書しない読書会の公式サイト

また焚き火ラジオ Takibi Radioでは、オススメ本との出会いが生まれるサービス「ホンシェルジュ」を創業した東海林 真之氏の話も聞けます。合わせてお楽しみください。

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みたっくす

本のある暮らし応援メディア「booklife」運営者。 podcastでは本のある生活を中心に、本に纏わる話から本の感想、本の未来に関する考察を発信しています。月に一度「読書しない読書会」を開催しています。

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