こんにちは。みたっくす(@book_life_net)です!
今回のエピソードでは、6月14日から16日に開催される「Pages | Fukuoka Art Book Fair」について、その魅力的な取り組みを紹介します。
このフェアは、福岡の太宰府天満宮で第1回目が開催されます。独創的なアートブックを制作する出版社やアーティスト、デザイナー、ギャラリー、福岡を中心とした書店など、約100組が国内外から集まり、本の魅力を来場者に伝えるイベントです。
太宰府天満宮は、学問の神様として菅原道真を祀る有名な観光地でもあり、アートブックフェアの開催地としても魅力的です。文化芸術の神様としても信仰されており、最先端の作品が奉納される場所でもあります。こうした背景から、この場所でアートブックフェアが開催されるのは自然なことだと思います。
主催は異なりますが、東京でも毎年アートブックフェアが開催されており、昨年の東京アートブックフェア2023も大盛況でした。ブースが多く、人々が集まる人気イベントとなっています。今回の福岡でのフェアも、多くの人が集まる人気イベントになることが期待されています。
本の未来を考えるとき、こうしたブックフェアの重要性が増しています。デジタル化の進展、流通の課題、そして本を読まない人々へのアプローチが重要です。こうしたフェアは、読まない人々も参加でき、本に再び興味を持つきっかけとなるでしょう。
また、観光地での開催は二重の魅力を持ち、観光とブックフェアの両方を楽しむことができます。例えば、太宰府天満宮の観光と合わせてフェアに参加することで、本に接する機会が増えます。
このように、神社やお寺などの場所での開催は、学問や文化との親和性が高く、今後も増えていく可能性が高いです。こうした場所でのイベントは、人々に新たな学びの機会を提供し、本への興味を喚起するきっかけとなるでしょう。
さらに、私が関わっている「読書をしない読書会」のようなイベントも、歴史的な場所で開催することで、参加者に新たな体験を提供しています。例えば、自由学園明日館でのイベントでは、場所自体の魅力も相まって、参加者から高い評価を得ています。
結論として、こうしたブックフェアは本の未来を考える上で非常に重要です。「Pages | Fukuoka Art Book Fair」の成功を期待し、今後もこのようなイベントが増えていくことを願っています。
詳しくは以下からぜひ音声での解説を聴いてみてください。
#107 太宰府天満宮で1回目の「Fukuoka Art Book Fair」が開催
太宰府天満宮に関する参考動画
今回のトーク内容
本の未来を考えるポッドキャスト『booklife radio』。今回は下記のテーマでお話しました。
今回のトーク内容
- Pages | Fukuoka Art Book Fairについて
- 文化芸術の神様としての菅原道真公への信仰
- 本の未来に関する重要な要素
- ブックフェアと観光
- お寺や神社を活用したイベント
- 本に興味を持つきっかけ
Apple Podcastやyoutube、Amazon Musicでもお聴きいただけます
ApplePodcasts
- booklife radioをyoutubeで聴く
- booklife radioをAmazon Musicで聴く
ポッドキャストアプリ側(SpotifyでApple Podcast)で「フォロー」を押すと、新着エピソードを定期的に受け取ることができるようになりますよ