こんにちは。みたっくす(@book_life_net)です!
今回のエピソードでは、「八重洲ブックセンター」が創業の地、八重洲に店舗を復活することと企業が本屋を運営する流れについて話しました。
「八重洲ブックセンター」は、創業の地である八重洲に2024年6月14日に「グランスタ八重洲店」をオープンすることが決まりました。以前は東京駅周辺にある八重洲の地に日本最大級の本屋を営業していましたが、2023年3月に閉店を余儀なくされていました。ファン層にとっては嬉しい知らせとなりました。
ただし、本店は2028年に超高層大規模複合ビル(2028年度建物竣工予定)への将来的な出店を計画していることが発表されてます。つまり今回オープンする「グランスタ八重洲店」は、本店とは異なる位置づけで復活したと考えることが正しい理解でしょう。
「グランスタ八重洲店」ビジネスパーソン向けの書籍を揃え、八重洲ブックセンターの伝統を継承する店舗になると紹介されています。
他にも2月には阿佐ヶ谷で地元の老舗書店を引き継ぐ形で「八重洲ブックセンター阿佐ヶ谷店」がオープンしました。企業による地域書店の存続支援の動きが出始めています。
また、個人経営の本屋シェア型書店「本丸」にも企業が出展するケースが増加しているそうです。
企業がCSRやSDGsの観点から本文化の継承に関与しようとする傾向が見受けられます。町の本屋が減少する中で、企業による書店事業の継承は持続可能な取り組みとなり得るかもしれません。
詳しくは以下からぜひ音声での解説を聴いてみてください。
#90 八重洲ブックセンターの復活と企業による本屋運営の潮流
今回のトーク内容
本の未来を考えるポッドキャスト『booklife radio』。今回は下記のテーマでお話しました。
今回のトーク内容
- 八重洲ブックセンターが創業の地に復活
- 八重洲ブックセンターの歴史と影響
- 八重洲ブックセンター阿佐ヶ谷店
- シェア型本屋「本丸」への企業出展
- 町の本屋と社会貢献
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