こんにちは。みたっくす(@book_life_net)です!
今回のエピソードでは、静岡新聞アットエスで紹介されたマルゼン&ジュンク堂新静岡店の「本の掲示板」を紹介します。
この掲示板は、「おすすめ本」と「こんな本を探しています」の2つのコーナーから構成されており、お客様同士が本に関する情報を交換する場となっています。「こんな本を探しています」コーナーには、例えば「英検準2級のおすすめ参考書を教えてください」や「深夜に読むのにちょうど良い飯テロ小説を探しています」といったカードが貼られています。
掲示板の設置当初は利用者が少なかったものの、現在では多くの人が活用し、掲示板はたちまちカードで埋め尽くされています。掲示板には、本を探している人に対して他の来店者がおすすめの本を紹介する温かいやり取りが見られ、その結果、本屋への訪問が増えるきっかけにもなっています。
リアルな掲示板を通じたコミュニケーションは、SNS上でのやり取りとは異なり、現実の世界で直接感謝の気持ちが伝わるため、より深い人間関係を築くことができます。掲示板を使うことで、現代のデジタル社会では得られない温かみや本物感が感じられるとされています。
さらに、この本の掲示板のようなリアルな交流の場は、著名なアーティストであるキース・ヘディングがニューヨークの地下鉄構内で広報掲示板を使って作品を展示し有名になったエピソードを彷彿とさせます。掲示板には何か新しいものを生み出す力があり、人々の心をつなぐ役割を果たしています。
マルゼン&ジュンク堂新静岡店の取り組みは、書店や図書館においても同様の掲示板を設置することの可能性を示しており、本を介した感謝の循環を促す一例として注目されています。
詳しくは以下からぜひ音声での解説を聴いてみてください。
#114 本の掲示板が話題に!マルゼン&ジュンク堂新静岡店の成功事例を紹介
今回のトーク内容
本の未来を考えるポッドキャスト『booklife radio』。今回は下記のテーマでお話しました。
今回のトーク内容
- 本好きをつなぐ「本の掲示板」
- MARUZEN&ジュンク堂書店新静岡店
- 「#おすすめ本」と「#こんな本さがしています」の2つのコーナー
- 本をきっかけとしたコミュニケーションと感謝の循環
- もしかしたら店内にいるあの人が答えてくれたのかもというドキドキもありそう
- 来店のきっかけとして面白い
- 掲示板と聞くとキース・ヘリング
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