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アートブックガチャを購入する体験がそもそもアートだった話

2022年6月18日

アートブックガチャ
みたっくす

こんにちは。みたっくす(@book_life_net)です!

打ち合わせで訪れたカフェに置かれていた「アートブックガチャ」

遠目には本棚のように見えますが、近寄って見てみるとしっかりと自販機の機能がついていました。

アートブックガチャ

アートブックを自販機で買う体験

ドリンク以外にもお菓子や食事などの自販機はありますが、まさかアートブックが対象になっていることに驚きました。もちろんガチャという名前がついている通り、買ってみないとどんな本が出てくるかわかりません。自販機の棚に置かれた本はあくまでサンプルで手にとることができます。

アートブックガチャ

ふと、この体験がそもそもアートなのでは?と考えてしまいました。

疑問は興味へと変わり、ついに買うところまで体験したくなり、POPに書かれた3000円、5000円は、複数冊でお値段以上!という記載に勧められるがままお金を入れて3000円のボタンを押してました。

ただ本は中々落ちてきません。正直、心の中では「本当に出てくるのか?」と不安な時間でしたが、かすかに機械音がしていたのできっと大丈夫なはずと自分に言い聞かせていました。

10秒くらいかかったでしょうか、ガチャンと何かが落ちる音がしたので、手を差し込んで本を取り出しました。

アートブックガチャ

あれ?POPの記載と違って複数冊じゃないぞ?とは思いつつ、好きなデザインの装丁と表紙で、見るからに高価な本であったのでかなり満足の体験でした。

ちなみに定価を調べると6380円だったので、たしかにPOPの通りお値段以上でした。それも大幅に。

アートブックガチャ
アートブックガチャ
Where the flowers still grow Bharat Sikka (著)

アート系の本は、好きなクリエイターやインスピレーションを与えてくれるものを買っていましたが、ガチャという中身を見ずに購入する体験も悪くないと思いました。その理由は、アートブックの多くは、アーティストのクリエイティブにより深く触れるものであり、好きや嫌いも含めて感性を刺激するものであるからです。

つまり考え方によっては、本として当たりもハズレもなく、どう受けとめるかという鑑賞者次第と言えるかもしれません。

またアートブックは読み物としてでなく、所有欲、またインテリアとしての価値を感じるものが多いです。今回購入した本も、書棚やキャビネットに並べたらモダンな印象を与えてくれそうではないでしょうか。

アートブックガチャが置いてあるmicro FOOD & IDEA MARKE

micro FOOD & IDEA MARKE

今回紹介した「アートブックガチャ」は、micro FOOD & IDEA MARKE内に置かれています。

有楽町から徒歩1分とアクセスの良いところにありますし、アートガチャ以外にもカフェとして、食事の場所としても魅力的なので、ぜひ訪ねてみてはいかがでしょうか。

micro FOOD & IDEA MARKE

▼アートガチャが設置されているカフェレストラン「micro FOOD & IDEA MARKE」

住所東京都千代田区有楽町1-10-1 有楽町ビル1F GoogleMaps
TEL03-6206-3196
営業時間11:00-21:00
Lunch Menu 11:00-15:00, Dinner Menu 17:00-20:00(LAST ORDER Drink & Alcohol 20:30)
公式サイトhttps://yurakucho-micro.com/

自動販売機はありませんが、本の中身がわからない本を扱う本屋が池袋にあります。詳しくは梟書茶房で中身がわからない本を買う!?買うことが楽しいブックカフェの記事で紹介しているので併せてご覧ください。

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本のある暮らし応援メディア「booklife」運営者。 podcastでは本のある生活を中心に、本に纏わる話から本の感想、本の未来に関する考察を発信しています。月に一度「読書しない読書会」を開催しています。

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