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松山の個性的な本屋5選!俳句ファンに愛される俳都松山を楽しむ

2020年12月13日

道後温泉

こんにちは、みたっくすです!

広島港からフェリーに乗り、愛媛県松山市に来ました。松山へは飛行機で直接訪れることもできますが、フェリーでたくさんの島を眺めながら訪れてみるのも飛行機がなかった頃の生活を想像するような楽しみがあっていいものですね。

松山 フェリー

さて、今回は愛媛県松山市にある実際に訪れた個性的な5つの本屋さんを紹介します。

正岡子規、高浜虚子といった著名な俳人を輩出した文学の街 松山は、俳都松山と言われているようにこの土地ならではの本との出会いがあります。

特に俳句が好きな方、俳句に興味がある方は訪れてみると更に深みへといざなわれる出会いがあるかもしれません。

古本屋 浮雲書店

古本屋 浮雲書店 外観

古書が作り出す店内は、どことなく大正・昭和の風情を感じさせます。

店内に置かれた古書の中には日焼けや劣化している本もあります。ただそうした本がミックスされた世界観は、デジタル社会に進んでいる反動なのかどこか新しさも感じさせてくれます。

古本屋 浮雲書店 内観

それは、ファッションや音楽の分野で起こっていることに似てきたのかもしれません。

古着を購入して、手を加えて新しく仕上げて販売したり、サンプリング用にレコードを購入して新しい音楽が作られているように、時代が経つことで螺旋のように一周回って新しい要素にもなりえます。

例えば、箱に入れられた本や刺繍されたカバー付きの本など今ではみかけなくなった古書は、特に目新しく映ります。

古本屋 浮雲書店 内観

最近、本をインテリアにしたり、本をコンセプトとしたカフェやホテルのようなショップが増えています。ただそこに使われている本は、コーヒーテーブルブックのようなデザイン・アートといったジャンルの本が多めです。

そんな中、あえて古書を組み合わせてデザインしてみたらどうだろうか。
うまく調和できたら素敵なお店になるのではないかと妄想を掻き立てられる素敵な本屋でした。

浮雲書店についてより詳しく知りたい方はこちらの記事も参照ください。

浮雲書店 松山 本屋
浮雲書店 俳都松山に漂う古くて新しい古本屋【松山の本屋】

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浮雲書店の場所はこちら

古書猛牛堂

古書猛牛堂

道後温泉駅から歩いていける距離にあり、道後公園のほとりにある古本屋さんです。

きっとどの町にも1店舗はあって欲しいと願う古本屋さんだと思いました。

置かれている本は、基本図書といえばよいのでしょうか、教養を身につけられる本が天井まで続く本棚一体に並べられています。

古書猛牛堂 内観

荒々しさを感じる名前の由来はわかりませんが、壁どころか外観にも本が整然と並ぶ姿に荒々しさを感じないでもありません。正直、見つけたときはびっくりしました。

お菓子の家ではないですが、本の家です。

古書猛牛堂 外観

たまたま店主さんとお話する機会を持つことができ、その中の会話の中で印象的だったのがビジネス書はほとんど置いていないということ。比較的売上面での回転が良いと言われているジャンルだけに、その辺を置かないこだわりなどの話はとても勉強になりました。

古書猛牛堂 内観

古書猛牛堂 内観

 

その土地ならではの選書と店主の思いが詰まった古書猛牛堂は、本好きにはたまらない時間になることでしょう。

古書猛牛堂の場所はこちら

古本の愛媛堂

古本の愛媛堂

松山城の登るロープウェーのある道すがらにある古本屋さんです。

いわゆる昔ながらの古本屋でしょうか、30,40年その形を変えていないように思われますよく言えば雑誌から漫画含め、雑多に並ぶあたりは年配の方には懐かしさを感じるかもしれません。

一方で、商売としては厳しい印象がありました。

まずどっしり構えた店主夫婦が外から見える位置にいるためお店に入りにくい雰囲気が凄まじい。またたまたまでしょうが、本を選んでいる身としては耳障りに聞こえてしまう二人の会話が展開されていました。

古本の愛媛堂 外観

置かれている本という意味では漫画や他にも子供向けの本もあるのですが、青年誌やアダルト系もあることから行かせたいという親も少ないのではないでしょうか。

地元の常連さんに支えられているのかもしれませんが、ロケーションは良くても流石にこのままでは厳しいのではないかと思ってしまう本屋です。年々本屋が減っているニュースを目にするのは心苦しくもあり、新しい変化を期待したく、あえて厳しめに思ったことを書いておきます。

現代では出版できそうにない古本を、隠すことなく置いているという意味では、社会勉強にはなりそう

愛媛堂の場所はこちら

トマト書房

トマト書房

松山城の西側、JR松山駅から北にお堀から数分10分程歩いたところにある古本屋です。

レコードも充実しており、音楽・アート・文学といったまさにカルチャーが凝縮した場所です。マニアックすぎるでしょというラインナップもあり、そこはさすが俳都松山、こんなものが揃うのかと感心してしまいます。

トマト書房 レコード

欲しいものはネットで探すのが当たり前かもしれませんが、本当に欲しい物が見つかる場所はもしかしたらトマト書房さんのようなお店のことを言うのかもしれません。

トマト書房 内観

店主はとても気さくな方で、当時(数十年前に)松山市駅近くにあった本屋に興奮して通っていた経験から、あのときの興奮を再現できるようなお店づくりをしているという話を聞かせていただきました。

トマト書房 内観

トマト書房 内観

普段、新刊本屋を利用している人からすればあまりにもマニアックな本屋にはなってしまうので万人受けしないかもしれませんが、趣味がある人には観光ついでに訪れてもらいたい場所です。きっとディープな出会いがあるでしょう。

トマト書房の場所はこちら

ホヤケン

最後は銀天街・大街道商店街という松山市の繁華街エリアにある古本を販売している居酒屋を紹介します。俳句BARとしても営業しているお店です。

ちなみに俳句BARとは、俳句の街・松山ならでは夜のお楽しみということで、初心者でもカンタンに一句詠める仕掛けを持ったお店のことです。

俳句BAR

さらに詳しく

本屋としてはカウンター席の後ろに本が並んでいます。ラーメン屋のカウンターの裏にある本を想像してしまいましたが、置かれている本は漫画ではなく文学的な本が所狭しと並んでいます。気さくな店主夫妻との会話は楽しく、お酒を飲みながら会話が弾んだ本が並んでいたら購入してしまっていたと思います。

ちなみに店主夫妻は、なんとおふたりとも俳人です。しかもサービスで俳号(ペンネーム)を付けてくれるというからお願いしました。

色々と質問にお答えして、付けてもらった俳号。

それは・・・!

ホヤケン

・・・。

居酒屋やBARと呼ばれていますが、手作りの食べやすいお食事が多く、性別問わず、また1人でも入りやすいので食事処としてもオススメです。

ホヤケンの場所はこちら

まとめ

松山城

はじめての松山は、「坂の上の雲」を読んで想像していた世界と答え合わせをするような時間でもありました。

本やネットを通して想像するだけでも楽しいことも多いですが、実際に足を運んでみるとさらに想像力を掻き立てたれ、もっと知りたいという欲が出てくることがあります。

アイデアは移動距離に比例する(っていつも実感してる)

今回紹介した本屋を旅の一部にでも組み込んでみると、学びのある旅にもなるのではないでしょうか。

ぜひ、松山を訪れた際は素敵なbooklifeをお過ごしください。

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