こんにちは。みたっくす(@book_life_net)です!
今回のエピソードでは、紙の本を読む以外の新しい読書方法について語ります。
AERA dotの記事『オーディオブックで「ながら読書」「リベンジ読書」も 広がる「紙以外」の新しい体験』を参考にしています。この記事では、オーディオブック、要約サービス、メールの3つの新しい読書の方法が紹介されています。
まず、ながら読書です。
これはオーディオブックを活用し、料理中や通勤中などに「聞く読書」をする方法です。耳で本を楽しむことで、日常の隙間時間を有効活用できるのが魅力です。
次に、要約サービスです。フライヤーやアブストラクトなどのサービスでは、長い本を2000文字程度にまとめた要約を提供し、短時間で本のエッセンスをつかむことができます。これもウェブやアプリで利用でき、忙しい人でも手軽に本の内容を把握できるのが特徴です。
最後に、ブンゴウメールというサービスです。これは青空文庫のような古典文学を、毎日少しずつメールで送るサービスです。1回のメールで3分程度の読書ができ、1ヶ月で名作を読み終える仕組みです。著名な作家の名を使ったメールが毎日届くので、楽しみながら読書を続けられる点がユニークです。
これら3つの方法に共通するのは、隙間時間を有効に活用することです。オーディオブックや要約サービス、ブンゴウメールはいずれも多忙な現代人にとって、読書を継続するための便利なツールとなっています。オーディオブックJPやフライヤーは既に数百万のユーザーを持ち、多くの人がこうした新しい読書法を受け入れていることがわかります。
また、リベンジ読書という言葉があります。これは、一度は読もうと思ったが、長編や難解さゆえに挫折した本をオーディオブックなどで再挑戦することを指します。年を重ねた今だからこそ理解できることがあり、再挑戦する価値があるとされています。
これらの新しい読書法は、ビジネスパーソンなど時間に追われる人々にとって特に有益です。しかし、隙間時間だけでなく、読書の習慣をつけることも大切です。無理に読書時間を捻出するのではなく、もっと気軽に本を楽しむ方法を模索することも重要です。
紙の本以外の読書方法は、読書体験を豊かにし、読書習慣を続けるための新しいアプローチを提供します。例えば、AIの進歩により、本を出版するハードルが下がり、個人でも簡単に本を出せるようになっています。これにより、新しい切り口や視点の本が生まれる可能性も広がっています。
まとめると、紙の本だけでなく、オーディオブックや要約サービス、ブンゴウメールなど、多様な読書方法が登場しています。これらは隙間時間を活用し、読書習慣を維持するための有効なツールです。新しい読書方法を試してみることで、読書の楽しみを再発見し、自分に合った方法を見つけてみてはいかがでしょうか。
詳しくは以下からぜひ音声での解説を聴いてみてください。
#94 隙間時間を活用!紙の本以外の読書方法を紹介
今回のトーク内容
本の未来を考えるポッドキャスト『booklife radio』。今回は下記のテーマでお話しました。
今回のトーク内容
- 紙以外の読書の形態
- 新しい読書サービス
- 読書の習慣と隙間時間の活用
- 社会に出たときの本の読書の問題点
- 本の選択と推薦による読書時間増加
Apple Podcastやyoutube、Amazon Musicでもお聴きいただけます
ApplePodcasts
- booklife radioをyoutubeで聴く
- booklife radioをAmazon Musicで聴く
ポッドキャストアプリ側(SpotifyでApple Podcast)で「フォロー」を押すと、新着エピソードを定期的に受け取ることができるようになりますよ