こんにちは。みたっくす(@book_life_net)です!
今回のエピソードでは、京都の河原町にあるブックオフとタワーレコードを訪れ、両店の対照的な状況から見る中での気付きについて話しました。
毎年京都を訪れる際にブックオフプラス 河原町オーパ店に立ち寄り、今回も1年ぶりに訪れました。ブックオフプラス 河原町オーパ店は2023年11月にリニューアルし、売り場面積を拡大してアパレルやトレーディングカードなどの取り扱いを増やしましたが、本の売り場面積は減少しました。
本の売り場が縮小したことに失望し、本がぎっしり詰まっていて取り出しにくい状況を嘆いています。また、リユースやリコマースの重要性が高まる中で、本の売り場面積が縮小する現実を感じました。
その後、同じビルにあるタワーレコードを訪れました。タワーレコードでは、レコード売り場が大きく拡大していることに驚きました。新品のレコードが多数販売されており、最近の曲もレコード化されている状況です。また、K-POPアルバムの「SMini Ver.」など、新しい形態の音楽メディアも紹介されており、NFCタグを使ってスマートフォンで音楽を再生できる仕組みが取り入れられています。
タワーレコードの売り場拡大や新しい音楽メディアの導入から、本の未来について考えました。デジタル化が進む中で、音楽産業が体験や所有の喜びに価値を移行させたように、本も豪華な装丁やアクセサリー的な要素を持つものが増える可能性があると感じています。また、AIを活用することで、誰もが本を出版しやすくなる未来も考えられます。
最終的に、タワーレコードが示す音楽産業の進化から、本の未来について学べる点が多いと結論付けています。デジタル化と所有の価値が共存する未来を見据え、書店も新たな形態を模索する必要があると感じています。
詳しくは以下からぜひ音声での解説を聴いてみてください。
#88 京都のブックオフとタワーレコードの姿から見える本や本屋の形
今回のトーク内容
本の未来を考えるポッドキャスト『booklife radio』。今回は下記のテーマでお話しました。
今回のトーク内容
- 音楽産業の変化と未来性について
- デジタル化と所有体験の楽しさ
- 音楽産業のデジタル化と店舗の変化
- ブックオフとタワーレコードの未来性
- 音楽シーンから学ぶ
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