こんにちは。みたっくす(@book_life_net)です!
このエピソードでは、AI書店員「ダ・ヴィンチさん」を紹介しています。
「ダ・ヴィンチさん」は角川書店が提供するサービスで、利用者の感情や興味に基づいて本をレコメンドします。このサービスは大阪の紀伊國屋書店天王寺ミオ店などで体験できます。ユーザーはタブレット上で簡単な質問に答えるだけで、500冊の中からおすすめの本を紹介されます。
タブレットに表示される「ダ・ヴィンチさん」はレオナルド・ダ・ヴィンチをモチーフにしたキャラクターで、質問に対する回答に基づいて本を推薦します。このプロセスは、選択肢や自由記述の回答を組み合わせて行われ、ユーザーの興味や現在の感情にマッチした本を提案します。従来の購買履歴に基づくレコメンドとは異なり、AIがユーザーの感情や興味を読み取って本を推薦する点がユニークです。
著者はこのAIの特長として、本の内容を解析して推薦理由を提供することを挙げています。例えば、「他人を助けることで自己理解を深める」というテーマの本を推薦されたとき、自分がそのテーマに興味があるかどうかを評価できます。実際に推薦された本は「才能の見つけ方」「やりたいことの見つけ方」「もちろん推しね」というライトノベルでしたが、著者自身は推薦された本にあまり魅力を感じなかったと述べています。
AI書店員の可能性として、今後さらにパーソナルな形で本の推薦が行えるようになることが期待されます。現在は日本国内の数店舗でしか体験できませんが、この技術が普及することで、どこにいても自分に合った本を推薦してもらえるようになる未来が現実味を帯びてきています。
詳しくは以下からぜひ音声での解説を聴いてみてください。
#87 AI書店員ダ・ヴィンチとは?誰もが書店員になれる未来を垣間見る
今回のトーク内容
本の未来を考えるポッドキャスト『booklife radio』。今回は下記のテーマでお話しました。
今回のトーク内容
- AI書店員ダ・ヴィンチ紹介
- AI書店員のレコメンドシステム
- AI時代と推薦システムの進化
- 本とAIの関係性
- AI書店員の実験と未来展望
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