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オリンパス OM-D E-M10 MarkⅡ 小さくて、軽い中古カメラの最適解

2021年5月16日

OM-D E-M10 MarkⅡ

みたっくす

こんにちは。みたっくす(@book_life_net)です!

カメラ好きとして毎日何かしら撮りたいという気持ちを抑えられません。

これまでポケットサイズのコンデジを長く使っていましたが、今ではフルサイズと呼ばれるちょっとごつめのカメラをメインに使用しています。

これまでのカメラの変遷については以下の記事を参照ください。

それはcanon R6を言うカメラで、その撮れ味、操作性含めて大変気に入っているのですが、ふらっと散歩するくらいの際にも持ち歩くか?というと1kgを超える機械は、気持ちを萎えさせます。

そこで散歩や普段カバンに入れておけるようなカメラが欲しくなり、中古で購入したのがオリンパスのOM-D E-M10 MarkⅡというカメラです。

いわゆる型落ちカメラですが、希望を叶えるサイズ、軽さ、そしてオリンパスのカメラとレンズははじめてだったのですが、そのシャープで落ち着いた撮れ味は満足するものでした。

今回は、なぜこのカメラを購入したのか?そして、中古のマイクロフォーサーズマウントのミラーレスカメラについて思ったことを書かせていただきます。

OM-D E-M10 MarkⅡを購入した理由

OM-D E-M10 MarkⅡ

同じような条件を求める方がいるかわかりませんが、散歩用カメラとして今回、求めていた条件は以下の5つです。

  • コンデジではなく、ミラーレス
  • ボディは300g台
  • グリップ感がよい
  • 色味がcanonに近いこと
  • 予算は2~3万円

1に関しては、canonのコンデジを長年使用しながら、フルサイズミラーレスにシフトする際に手放したという事実があります。

正直、コンデジは好きなんですけど、1インチセンサーを搭載したコンデジ以外だったらスマホで十分かなという考えがあり、また1インチセンサーとなると値段が比較的上がってきてしまい4の条件が厳しくなります。

また細かいのですが、電源onにしてから一体型のレンズが伸びるまでの起動時間が長く、散歩用としてストレスになりそうだったのでミラーレスに絞り込みました。

2についても使用していたコンデジが200~300グラムで、負担にならないサイズと重さを気に入っていました。

さすがにミラーレスカメラで200g台は難しいかなと思っていたので、300g台、それもできる限り軽いという条件で探しました。

続いて3は、散歩中は片手で持つことが多くなるはずで、その際に滑ると困るので、ある程度グリップ感があるデザインのものにしたいと考えていました。グリップ部分が平らなデザインはかっこいいのですが、見た目が犠牲になってもグリップ感があるカメラを求めていました。

4については、個人的な好き嫌いですけど、canonのカメラが出す色味を気に入っています。そのためcanonのカメラ、もしくはそれに近い色味のメーカーのものにしたいと考えていました。この条件でsonyのカメラはかなり色味が離れていたので候補から外れました。

5は、そこまでお金をかけたくないという理由です。
費用感は人それぞれですが、私の場合愛用しているcanon R6はボディだけで35万円くらいしましたので、比較するとかなり安い条件で探していることが分かってもらえるのではないでしょうか。

この条件で探してみると候補となるのがオリンパスの「OLYMPUS PENシリーズ」と「OM-D E-M10シリーズ」、パナソニックの「Lumix GFシリーズ」、キヤノンの「EOS Mシリーズ」あたりでした。

実際にmap cameraなどでタッチ&フィールしました。そのときにいい意味で驚きが多かったOM-D E-M10シリーズで、諸条件の中でOM-D E-M10 MarkⅡを購入しました。

OM-D E-M10 MarkⅡ購入の決め手

OM-D E-M10 MarkⅡ 軽い

決め手の一つは、マウントです。

散歩用で考えたときマイクロフォーサーズマウントは魅力でした。とにかくレンズが小型で安くて光学性能も良い。日本らしい工業製品だと思います。

ミラーレス市場は、フルサイズが主戦となっていますが、まだまだ年間のレンズ販売シェアは、マイクロフォーサーズマウントのレンズがトップです。

他にAPS-Cマウントがありますが、マイクロフォーサーズよりどうしてもサイズは大きくなりますので、ボディが軽くてもレンズが重く、バランスが崩れます。また正直、ラインナップが少ないです。「EOS Mシリーズ」はこの理由で候補から外れました。

あとはマイクロフォーサーズを展開するオリンパスかパナソニックのどちらかということになりますが、ここで色味の好き嫌いが出てきました。

主観含む判断ですが、写真を撮ったときの色味の癖については以下のような順番ではないかと考えています。

癖弱い・・・CANON<オリンパス<パナソニック<<<SONY・・・癖強い

SONYのカメラは特に癖が強くて、目の前で見ているものがいい意味でも悪い意味でも盛られているように感じます。パナソニックもSONYほどではないですが、癖を感じました。

散歩用ということでできる限り、見たまんまをベースに撮りたいのでここでオリンパスに絞られたという流れです。

最後の決め手は、見た目とグリップ感です。

OM-D E-M10シリーズを始めてみた時、見た目ゴツゴツしているので結構重いと思っていましたが、まさかの300g台なんですね。実はPENシリーズと重さはそこまで変わらなかったのです。それなら見た目が好きでグリップ感がよい条件を採用しようとOM-D E-M10にしました。スペック的にもOM-Dシリーズのほうが基本的に優れているのも理由です。

それとオリンパスは、デジカメ部門の売却となったこともあってか中古市場の価格がこなれていたのも大きかったです。OM-D E-M10とMarkⅡはともに中古で2万円前後です。
購入するときはほとんど金額差がなかったので、手ブレ5軸補正が搭載されたOM-D E-M10 Mark IIをしました。

冷静に考えて手ブレ5軸補正で、300g台。ミラーレスでレンズ交換式カメラが2万円で買えるってカメラを始める人にとってすごくいい時代だなと思います。

OM-D E-M10 MarkⅡで散歩が楽しい

OM-D E-M10 MarkⅡ 写真例

わかってはいたけど軽いって素敵なことでした。
普段からカバンに入れるようになりました。

楽しくなって単焦点のレンズをいくつか買ってしまいました。
それでも上位モデルの明るいレンズでなければ中古で1万円~2万円あればだいたい揃います。

OM-D E-M10 MarkⅡ 写真例

正直、外で撮る散歩用カメラなので明るいレンズは不要ですし、しかも5軸の手ブレ補正があるから明るさ分のシャッタースピードは稼げます。

これまでCANONのフルサイズをどんな時も使っていましたが、こうして初めてオリンパスのカメラを使うのも新鮮で楽しんでいます。なにより色味が近いのもありますが、手軽にいろんなレンズを試せるのは良いですね。

CANONのRFマウントのレンズは、手軽に試せる金額でもサイズ感でないので。。。

資産価値は高いので、元手があれば購入して売却してろいう差額で試していくこともできなくはないですが、1kg近いレンズが大半の現状では購入できても気軽さはないですからね。。。

中古のマイクロフォーサーズマウントのカメラという選択肢

マイクロフォーサーズマウント

今回、購入したのは条件や見た目の好き嫌いでOM-D E-M10 MarkⅡにしましたが、他のマイクロフォーサーズマウントの中古のカメラという選択肢は非常に魅力的に感じています。

オリンパスがカメラ市場から撤退をし、今後はマイクロフォーサーズマウントは厳しいのではという意見もありますが、オリンパスとパナソニックが積み上げてきたレンズ資産は相当なものです。

そして、需要が減るならその分、供給側の金額がこなれていくのが市場です。
(逆に希少価値が高まる可能性も否定はできませんが。。。)

すでに十分安いと思いますが、オリンパスやパナソニックの技術が詰まった中古カメラが気軽に買えるようになってくるかもしれません。

また写真技術を高めようと思った時、どれだけ高いフルサイズのカメラをもっていても普段から使うことのほうが大事であることは間違いないでしょう。

例えば、単焦点レンズを使うことは、焦点距離と被写体との距離を体が覚えるのに役立ちます。このあたりはレンズ交換式で、手軽に交換できるサイズ感、購入できる金額感でないと実現するのが難しいでしょう。

デメリットとなる意見として、やはり撮った写真はフルサイズには勝てないのではないか?と思っている方もいるかと思います。

たしかに私もフルサイズのカメラを経験しているからこそ、マイクロフォーサーズのボケ感が足りないなど言いたくなる気持ちはわかります。けど気軽に楽しく撮れるカメラという価値は代えがたいもので、そもそもマイクロフォーサーズだから写真として質が低いようなことは全くありません。結局は、ボケであれば「どのようなボケを作品として表現したいか?」と撮りたいもので切り分けるものだと思います。

これから本格的にカメラを始めたい人にも、すでにフルサイズのカメラを持っている人にとっても、中古のマイクロフォーサーズマウントのカメラは、魅力的な選択肢になるのではないでしょうか。

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本のある暮らし応援メディア「booklife」運営者。 podcastでは本のある生活を中心に、本に纏わる話から本の感想、本の未来に関する考察を発信しています。月に一度「読書しない読書会」を開催しています。

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