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【フォレストイン益子】自然の中にある公共ホテルで読書を楽しむ

2022年7月7日

フォレストイン益子
みたっくす

こんにちは。みたっくす(@book_life_net)です!

「益子焼」で有名な栃木県益子町に行き、益子県立自然公園「益子の森」に併設しているホテル「フォレストイン益子」に一泊してきました。

駐車スペースがあるとは言え、辺り一面緑に覆われた森林ホテルと言っても良いロケーションに佇むんでいます。森と言ったかするように著名な建築家によって設計された空間はまさに読書に最適なホテルでした。

この記事では写真を交えてその魅力について紹介していきます。

自然公園に併設する公共の宿

益子の森

「フォレストイン益子」は、 益子県立自然公園「益子の森」に併設しています。駐車スペースなどはあるとは言え、辺り一面緑に覆われているので、森の中にあると言っても良いかもしれません。

夕方頃に駐車場に車を停めて降りると鳥の鳴き声が聞こえ、まさに森の中に降り立った気分でした。

益子県立公園「益子の森」は、面積約31haのなだらかな丘陵地で、アカマツやコナラ、クリ、ヤマザクラなどでおおわれている里山林です。ちなみに31haは、310,000㎡ですからざっと550m×550mほどの広さ、東京ドームなら6.5個分の広さです。

林内は道も整備してあるので、宿泊関係なく森の中を散策することもできます。

木のぬくもりを感じるフォレストイン益子

フォレストイン益子

フォレストイン益子は、曲線美のある木材で作られたシンプルな部屋が並ぶ公共ホテルです。

建築家・内藤廣氏による設計で、太陽光の取り込み方などの工夫もあり、共有スペースを歩いているだけで気持ちいよい気分になります。

フォレストイン益子 客室

さらに建物の外観から想像できるように内装も壁一面木材を使った部屋となっています。

賃貸に住んでいると壁一面を木の壁にしたくても工夫しないとできませんから、木のぬくもりを感じる部屋に憧れている人には最適な空間ではないでしょうか。

フォレストイン益子 客室

窓からは森の一部が見えます。

ちなみにこの窓から外に出ることもできますが、外は各部屋とは仕切りなくつながっているので迷惑にならないようにしたほうがいいでしょう。

フォレストイン益子 ロフト

また部屋にはロフトも付いています。

夜になるとロフトから星が見えるという話も聞いたのですが、残念ながら宿泊した日は天気が悪くて実際のところわかりませんでした。

フォレストイン益子 客室

フォレストイン益子 客室

読書と探索の時間

フォレストイン益子 読書

窓際に置かれたゆったりとしたソファーに座り、好きなドリンクを飲みながらの読書時間は格別です。

部屋の外からは小鳥や鶯の鳴き声が聞こえ、心地良いBGMとなります。

他のお客さんがいなかったからかもしれませんが、人気を感じることもなく本当に読書に最適な時間を送ることが出来ました。

益子の森

また読み疲れたら森の中を散策するのもよいでしょう。汗をかいてもシャワー浴びればよく、スッキリとした気分でまた読み始めることができます。

1日過ごしてみて、森の中なので他にやることがない、つまり他に誘惑される環境にないことが読書がはかどるポイントだと思いました。施設は良くても繁華街にあるホテルにいるとつい外出してしまうということがあるので、そうしたことができない点が逆に読書には最適なのです。

もちろんフロントでドリンクは販売していますし、併設のレストランもあるので、何もないというわけではありませんが、一日籠もるつもりで準備して訪れることをおすすめします。

場所は、益子駅から車で約10分

益子

益子駅を始め、益子焼で有名なエリアからは車で約10分のところに『フォレストイン益子』はあります。山の中とは言え、そこまで市内の中心から遠くないのも良いところです。

公共ホテルのため宿泊予約サイトには掲載していませんので、予約は電話のみで受け付けています。これが穴場の理由でもあります。

興味を持った方は「益子町公式ホームページ」を確認して見てはいかがでしょうか。

ちなみに益子焼の陶器市の時期やシーズンによっては特に人気で予約が取れなくなるとのことですので、気になる方は早めに連絡して予約状況を確認することをおすすめします。

フォレストイン益子の詳細情報

住所栃木県芳賀郡益子町大字益子4231
google mapを起動する
受付時間チェックイン:15:00~
チェックアウト: ~10:00
URLhttps://www.town.mashiko.lg.jp/

その他のブックホテル

場所は異なりますが、本の世界に没頭することをコンセプトにしたホテルが日本にはたくさんあります。

その一つにランプライトブックスホテルがあります。読書しやすい設備を用意しているだけでなく、なんと24時間利用可能なブックカフェ(本屋)が併設されたホテルです。

現在、日本で名古屋、札幌、福岡の3エリアで展開していて、実際にランプライトブックスホテル名古屋を利用しての感想は「読書好きなら行っておきたいブックホテル【ランプライトブックスホテル名古屋】」にまとめていますので、読書の旅を考えている人は是非参考にしてみてください。

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みたっくす

本のある暮らし応援メディア「booklife」運営者。 podcastでは本のある生活を中心に、本に纏わる話から本の感想、本の未来に関する考察を発信しています。月に一度「読書しない読書会」を開催しています。

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