こんにちは。みたっくす(@book_life_net)です!
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部屋に緑が欲しいと思った1年前。色々調べる中で、観葉植物なら育てる手間がそこまでかからないということで、「パキラ」の苔玉を300円で購入し、1年間育ててきました。
日々の成長力に驚きながら、時々、剪定もして育ててきた結果、もはや飾っていた容器ではアンバランスになるほど大きくなり、また茎も垂れ気味になってきました。
このままで根詰まりを起こしかねないという危機感も出てきましたので、ちょうどパキラの植え替えに最適なシーズンである5~7月ということもあり、ホームセンターで植木鉢と土を買ってきて植え替えを行ってみました。
今回の記事では、観葉植物「パキラの植え替え作業」について順を追ってお伝えします。
Contents
パキラの植え替えに必要なもの
パキラの植え替えに必要な道具は次のものです。
ホームセンターで買ってきたもの
- 一回り大きい鉢
- 観葉植物の土
- 鉢底石
- 園芸用ハサミ
色々と情報を集めていると鉢のサイズは、「一回り大きい」のがt大事なポイントです。
大は小を兼ねないみたいで、大き過ぎてもパキラの根の正常な生長を妨げるとのことです。
鉢が大きいと土の量が多くなるため、栄養も水の量も多くなり、根腐れの原因になってしまうのが理由みたいです。
土は、今回「観葉植物の土」というタイトル通りのものを購入しました。これならたくさんの栄養をパキラに与えてあげれそうです。
「鉢底石」は、鉢の下に敷くことで土の排水性や通気性をよくする働きがあり、根腐れの予防に効果があると言われています。
これまで小さな陶器に置いて水やりをしているときは、使用することもなく順調に育っていたので必要かどうか判断迷ったのですが、鉢を大きくして土の量も多くなると水が乾きにくくなり、根腐れを起こしやすくなるらしいので、今回は、万全を期すために購入して使用することにしました。
パキラの植え替え作業
実際に行った作業の流れをお伝えします。全く難しいことはありませんが、パキラの根の取り扱いは慎重に行うようにしましょう。
1.ゴミ袋や新聞紙を引く
室内で行うときは汚さないためにゴミ袋やある方は新聞紙やチラシなどを机の上に敷きましょう。
2.パキラの根についた苔と土を落とす
根についた土を軽く触りながら振り落としていきます。ここで強く引っ張りすぎると根っこまで取れてしまうので注意が必要です。慎重に行いましょう。
3.鉢に鉢底石を詰める
パキラを新しい鉢に移す前に、排水をよくするために鉢の下に鉢底石を詰めます。
4.新しい鉢にパキラを移す
パキラの根が下に詰まらないように土を鉢の高さの1/3ほど入れます。その後、幹が斜めにならないように注意して、土を被せ、途中トントンを軽く叩きながら固定していきます。この時、土を鉢いっぱいに詰めてしまうと水やりをした時に溢れてしまうので、鉢の縁から2~3cmほどを目安に入れましょう。
5.水やり
植え替えが終わったら水をたっぷりあげて、根に栄養が渡るようにしましょう。
パキラの植え替え時期について
冒頭にも書きましたが、パキラの植え替えは、パキラの成長に適した時期の5-7月が良いと言われています。
パキラは中南米の亜熱帯原産の植物であることから、寒さにはやや弱く、気温が下がるにつれて生長も鈍くなります。秋や冬に植え替えると、植え替えによるダメージが快復しないまま冬を迎えて弱ってしまい、最悪枯れてしまうことあるらしいです。
そのためいくら強靭な体質を持っているパキラといえども、植え替え作業は遅くても9月中旬頃までに済ませるのがよく、時期を逃してしまったら、無理をしないで翌年まで待つほうがよいでしょう。
パキラの「挿し木」を行い、数を増やそう
パキラは、枝を使ってを増やすこともできます。
「挿し木」と呼ばれていますが、枝を数cmの長さに切って土へ挿せば、根が生えて新しい苗が作り出せます。
今回は、パキラと一緒に育てていた観葉植物の「カポック」の挿し木を行っている最中で、丁度、茎から根が出てきたところだったので、パキラと同じように鉢へと植え替えました。
部屋のインテリアとして300円で購入したパキラですが、挿し木をすることで増やすことができるのは得した気分になれます。
パキラで緑のある部屋づくり
植え替えを行うまで1年間パキラを育ててきました。
水を与えるだけでグングン成長していくパキラは観るのは楽しく、また部屋に緑があるというだけで彩りも増して、落ち着く空間になりました。
本を読んだり、作業をしたり、自分だけの快適な部屋(書斎)を作りたいと考えている人にとって、植物は大事なアイテムの一つとなりますので、まずはパキラあたりを1つ買って、部屋に飾ってみてはいかがでしょうか。きっと仕事や読書が捗るでことでしょう。
特にパキラは育てるのがかんたんで、むしろ成長しすぎるほどで困ります。
そんなときは、今回の記事を参考に、植え替え作業をしてみてはいかがでしょうか。