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金沢21世紀美術館へ。コレクション展「スケールス」を観る

2021年5月3日

金沢21世紀美術館

みたっくす

こんにちは。みたっくす(@book_life_net)です!

booklife(ブックライフ)では、「本のある生活」を目指して、本と触れ合うきっかけや本のある楽しい日常を発信しています。

春の陽気が続く中、金沢へと出かけてきました。

金沢は仕事に私事に毎年訪れるお気に入りの場所です。金沢駅周辺は、歴史的なものから最新のスポットまでがコンパクトにまとまっていて、行く度に新しい発見がある場所です。

その中でも観光名所にもなっている金沢21世紀美術館は、少しでも空いた時間があれば訪れたいお気に入りのスポットです。

その理由は、「コレクション展」の面白さにあるように思われます。

「コレクション展」とは、国内外から作品を借用して開かれている「企画展」とは違い、その美術館が所蔵しているものを展示しているわけですからまさに美術館そのものを表すものなのです。

金沢21世紀美術館のコレクション

コレクションの中でも代表的な作品は、「スイミング・プール」とコンクリートに描かれた巨大な黒い楕円形の「L'Origine du monde」あたりでしょうか。

「スイミング・プール」のみ写真撮影が可能なこともあり、またわかりやすさも相まってか金沢21世紀美術館のアイコニックな作品になっていると思われます。

『スイミング・プール』 レアンドロ・エルリッヒ
引用元:『スイミング・プール』 レアンドロ・エルリッヒ

『L'Origine du monde』 アニッシュ・カプーア
引用元:『L'Origine du monde』 アニッシュ・カプーア

どちらも恒久展示作品なのでいつ行っても見ることができる作品です。

コレクション展 スケールス

コレクション展 スケールス

訪れた時には、スケールスいうコレクション展が開催されていました。

展示概要についてはHPに以下のように説明されています。

ある物や空間について、思っていたより大きい、思っていたより小さい、と感じることがあります。それは、その物や空間の「サイズ」のみによるのではなく、それを経験する身体の位置や視点、また身体に記憶されているものや空間との関係の中で相対的に生まれる経験です。本展覧会では、数値化することのできる「サイズ」に対し、関係性の中で伸縮する「スケール」に焦点を当てます。

それぞれプロポーションの異なる7つの展示室で、当館所蔵作家による作品をご紹介します。風景、空虚、音の響き、人の記憶、植物や無機物の持つ時間の流れ…作品が扱う世界は計測し難く、尺度を切り替えるたびに別の姿を現すでしょう。身体の中で絶えず構築される複数のスケールについて、考える機会となれば幸いです。

引用元:コレクション展 スケールス

写真撮影は禁止なので、イメージについてはHPを見てもらいたいのですが、7つの展示を通して、これまでの人生経験で培ってきた「スケール」の概念がぐらぐらと揺さぶられました。さらに21世紀美術館の建物と相まって、SFの世界に入り込んでしまったような時間でもありました。

今回鑑賞した中では、ペーター・フィッシュリ氏、ダヴィッド・ヴァイス氏による《クリン クロン》というサウンド作品が、「開かれた空間」で「反響音」を聞くと、ここまで自分の耳や脳は違和感を感じるのかと驚いてしまい、一番印象に残っています。

どの作品も鑑賞すればするほど、自分の中の「スケール」の常識を疑うようになっていくのできっと7つの展示で脳が疲弊していくことでしょう。

みたっくす
しっかり睡眠をとって鑑賞しないと大変!

スケールス展は、2021年5月9日までなのでこの記事アップ時には終了間近となり、鑑賞することは難しいかもしれません。ただ冒頭の通りコレクション展の作品は、所蔵品なので常設されたり、テーマを変えて展示されたりすることもあるかもしれませんので、まずは訪れてみるのが良いでしょう。

現代美術館の良さ

現代美術館の良さ

金沢21世紀美術館を始め、現代美術館に展示される現代アートは、理解に及ばない作品含めて作品自体、そしてアーティストがどのような考えで作ったのかなど対話してみると面白いものです。

発想に驚くこともあれば、いろんな見方、考え方に刺激をもらい、世界が広がります

特に現代美術館の良いところは、現代と名が付いている通り、今も生きてる方の作品であることがほとんどです。もし気に入った作品があれば、そこから検索やSNSを通して日々の活動を見ることもできます。故人ではないので、会うことも話す機会も作ろうと思えば作れるのも嬉しいことですよね。

ちなみに金沢21世紀美術館の収集方針は以下のように書かれています。

  1. 1.1980年以降に制作された新しい価値観を提案する作品
  2. 2.1の価値観に大きな影響を与えた1900年以降の歴史的参照点となる作品
  3. 3.金沢ゆかりの作家による新たな創造性に富む作品

「新しい価値観」に金沢という街が持つ文化的視点が重なり合ったものだからこそ気づきの多い作品見ているからこそ、いつ訪れても新しい発見を与えてくれる作品が多いのかもしれませんね。

旅のプランに金沢21世紀美術館を組み込めば、きっとより印象に残る時間となることでしょう。

アクセス・施設案内

住所〒920-8509石川県金沢市広坂1-2-1
地図google mapを起動する
アクセス金沢駅より出ているバスでの移動が便利です。
詳細は公式サイトを参照ください
営業時間展覧会ゾーン:10:00~18:00(金・土曜日は20:00まで)
交流ゾーン:9:00~22:00 *各施設の開室時間はそれぞれ異なる。
※変更になっている可能性があります。
定休日展覧会ゾーン:月曜日(休日の場合は直後の平日)、年末年始
交流ゾーン:年末年始 *各施設の休室日は展覧会ゾーンに準ずる。
公式HPhttps://kanazawa21.jp/

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みたっくす

本のある暮らし応援メディア「booklife」運営者。 podcastでは本のある生活を中心に、本に纏わる話から本の感想、本の未来に関する考察を発信しています。月に一度「読書しない読書会」を開催しています。

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