こんにちは。みたっくす(@book_life_net)です!
本屋求めに上海を経由しマカオに来ました。
マカオといえばカジノを始めとしたエンターテイメントを思い浮かべる人も多いことでしょう。実際にカジノの売上は、2018年にはラスベガスを超えて世界一となりました。
またその開発は止まることはなく、今もなお街の開発は進んでいます。
マカオは、今では中国の特別自治区になりますが、当時はポルトガル領でした。旧市街地には今なお、ポルトガル当地の面影を残す建物が残っており、今回訪れた本屋「Livraria Portuguesa」もそのエリアにあります。
本屋に入ると、まず色鮮やかでおしゃれな雑貨屋さんの雰囲気に驚きました。勝手なイメージですが、この本屋にたどり着くまでの道のりは、すれ違う観光客はじめ、とにかく道も狭くごちゃごちゃしており、清潔感があるとは言い難いところです。
そんなイメージとあまりにかけ離れていたので、旧市街にあるオアシスではないかと思いました。
置かれている本の大半は、ポルトガル語で書かれたものでした。なるほど、このエリアはポルトガル料理屋さんが多く、ポルトガル語を話している人を多く見かけます。きっと彼らのための本屋なのでしょう。
また本屋としては決して大きくなく、面積は30㎡くらいでしょうか。そのような小さな面積の中に、本が無理なく並べてあり、表紙を見せて置かれている本もたくさんあります。きっと店主が良質な本を選択して置いているのでしょう。
他の特徴は、ポルトガルの首都リスボンのガイドブックや写真集が目立つエリアに置かれていたことからリスボンの雰囲気を意識した本屋なのかもしれません。(良いのか悪いのかこうしたきっかけでポルトガルに行きたくて落ち着かなくなる性分だから困ります。)
お土産に購入したモレスキン風ノート
さらに、2階を訪れてみれば1フロアすべてが子供の教育に関する本や玩具がありました。
世界の各都市にある本屋を訪れ、こうしたフロアを観る度に思うことがあります。
インターネットによって、今では本に書かれている情報の大半にアクセス可能でしょう。ただし、本屋は今でもそこに住む人たちの大事な情報源の一つであり、なにより子供から大人まで教養を身につける場所としての役割はまだまだあるのだと痛感します。
その度に「好奇心をそそり、訪れた人の世界を広げる手助けができる場所」が本屋であり、その価値を提供するために何をすべきか?を考えることが必要ではないかと思います。実際、いろんな本屋を見ていると、そこに向かって形や在り方が変わってきていると感じています。
だからこそ、旅の目的地の一つに素敵な本屋を追加してみることは、ただの旅以上に世界を広げることを手助けしてくれます。本の中身がわかる、わからないは関係ありません。
その場に身を置いてみるだけでいいことですので、是非、この記事を読んで興味を持った方で、マカオを訪れた際は、Livraria Portuguesaを訪れてみることをおすすめします!
ちなみにマカオで定番のおすすめデザートは、エッグタルト。街のそこらじゅうで売っています。
私のおすすめのお店は、「エッグタルト イ ナタ」
買って広場で食べるもよし、お店で休憩がてら食べるのもいいでしょう。
時間に余裕のある方は、エッグタルトと新鮮なフルーツドリンクと一緒に読書しながら楽しんでみてはいかがでしょうか。
参考
※Livraria Portuguesa
https://www.facebook.com/portuguesebookshop/
※場所
※おすすめのエッグタルト店 Margaret's cafe e Nata
https://tabelog.com/macau/A6201/A620101/62000008/