こんにちは。みたっくす(@book_life_net)です!
本好きのためのホテルを見つけました。
その名は、ランプライトブックスホテル。
本の世界に没頭することにこだわって作られたホテルは、読書しやすい設備を用意しているだけでなく、なんと24時間利用可能なブックカフェ(本屋)が併設されたホテルです。
24時間いつでも本を読んで、疲れたら快適な空間で寝る生活は想像するだけで最高ではないでしょうか。
ランプライトブックスホテルは名古屋、札幌、福岡の3エリアで展開しており、今回は、ランプライトブックスホテル名古屋を利用してきましたのでその感想をレポートさせていただきます。
Contents
本の世界を旅するホテル
本好きな人にとって本に囲まれた空間で過ごすことは、たまらない時間ではないでしょうか。
ランプライトブックスホテルは、「本の世界を旅するホテル」をテーマにしており、エントランスを過ぎればそこは本の世界の始まりです。
フロントと同じエリアにブックカフェが併設されており、旅とミステリーを中心に約3,000冊がラインナップされています。表紙が見える「面だし」で展示されているので、受付することを忘れてどれもついつい手に取りに行ってしまいそうになります。
チェックインを済ませてから部屋に行くと、そこにはオットマン付きのソファが設置されています。さらにベットの脇と机にリーディングランプが2つ用意されて、寝ながら、そして、ソファと椅子と、どこに座っても読書ができる設計となっています。
なお、宿泊者は、ブックカフェでのフリードリンク券を一枚もらえるのとブックカフェにある本を1冊部屋に持ち込むことができます。
つまりブックカフェでコーヒーや紅茶を飲みながら本を読み、ちょっと疲れたら部屋に戻って静かな中でソファやベットで読むのを好きに繰り返すことができます。
まさに本を中心に快適に過ごす環境は、本の世界に入り込みやすく、きづけば本の世界を旅していることでしょう。
ランプライトブックスホテル名古屋の部屋について
ポイントは、オットマン付きのソファとリーディングランプの存在でしょう。
やはり読みやすいですし、ソファの質もよいのかオットマンに足を伸ばしているからなのか、とにかく長時間本を読んでいても疲れません。
また日が落ちてはじめてから気づいたのですが、ロールカーテンを2重で下ろすことができます。うっすらと外の光を取り込むことも、光を遮断することもできるこの作りも読書する人の気持ちを組んでいるように思えます。
さらに心憎い演出は、各部屋に置かれた2冊の本です。
今回宿泊した部屋には、「星空 The Starry Starry Night」と「ミヒャエル・ゾーヴァの仕事」の絵本が置かれていました。
ホテルスタッフさんに聞くと、部屋ごとにランダムで変えて置いているとのことです。ついついこの本に出会った意味を感じてしまい、読んでしまいました。新しい本との出会いを与えてくれる仕掛けは大歓迎ではないでしょうか。
ただし、部屋自体は決して広いといえません。
シングルで約13㎡、一番広いモデレートツインで約18㎡で、そこにソファも置かれているわけですから狭いと感じる人もいるかも知れません。しかし、本との時間を目的に来ているのあれば全く気にならないと思います。
また少しでも室内で息苦しさを感じたら、1Fのブックカフェにいくか、もしくはホテルを出れば目の前は緑の多い公園なので、天気が良ければ散歩に出かけるのもおすすめです。
参考までに今回宿泊した部屋は、モデレートシングルという公園が見下ろせる向きに窓が部屋を選びました。「シングル」だと窓からは向かいのマンションがうつります。
都市部の中心のロケーションにあるホテルでありながら、ベランダに出て、緑のある景色が見れるのは快適でした。もし1,000円ほどプラスして払っても良いという方は、モデレートがつく部屋のほうがよりよい時間を過ごすことができるのでおすすめです。
ホテル併設のブックカフェ(24時間灯りの消えない本屋)
こちらは24時間営業がポイントでしょう。
万が一、ホテルにチェックインしたあと、あまりに疲れていたのでうっかり寝てしまったら深夜になっていた!なんてときも安心です。
むしろ深夜に本を読んだら、よい思い出になりそうです。
壁一面の3000冊の蔵書は、じっくりと1棚ずつ見ていくにはちょうどよい量だと思いました。さらに旅やミステリーが中心というのもあってか、例えば旅の写真集を見たり、ミステリー作品の表紙を見ていると、自然と頭の中は、どこか現実ではない世界を妄想し始めます。
ブックカフェは、ホテル宿泊者以外も利用可能となっているので、本を読む人だけでなく、カフェとして利用する人やパソコンやタブレットでの作業をする人もいます。
もちろん本屋でもあるので、本を買うこともできるので本を探しに来る人も訪れます。そのためホテル内だからといって部屋着のまま利用するにはさすがに勇気がいるかもしれません。
ブックカフェで提供してもらえる朝食セットは、ミニバーガー2つとドリンクのセットとなります。見た目も可愛らしいですし、5種類の中から選べるのも良かったです。
旅の目的にもいつもと違ったホテルにも利用しやすいブックホテル
ランプライトブックスホテル名古屋は、本好きな方であればあるほど、ホテル内で長い時間で過ごしたくなってしまうので、他の予定はあまり入れずにホテルを「旅の目的」として利用したほうが満喫できるかと思います。
もちろん一人旅にも向いているホテルだと思います。
またビジネスホテルを利用することが多い人にも、選択肢として考えてほしいホテルです。
2022年2月の宿泊時の料金ではありますが、朝食とドリンク1杯込みで、1泊7000円台でモデレートシングルの部屋に泊まることができました。朝食なしでシングルの部屋であればさらに1000円~2000円安く泊まることもできました。
設備に関しては、ビジネスホテルと比較してもそこまで遜色はありません。(ズボンプレッサーとかはないですが、、、)。むしろミニマルな環境なので過ごしやすいと感じる人も多いのではないでしょうか。
バスタブはありません
シャワーヘッドは2タイプ
是非、本好きな方には一度は利用してもらいたいホテルです。
楽天トラベルやじゃらんでは、頻繁に共通割引クーポンを配布していることもあるのでうまく組み合わせればさらにお得に泊まることもできます。
今回は、名古屋の紹介でしたが、ランプライトブックスホテルは札幌と福岡にもありますので、そちらも含めて是非検討してみてください。
Have a Good Reading Time!
ホテル名 | ランプライトブックスホテル名古屋 |
住所 | 愛知県名古屋市中区錦1-13-18 |
公式サイト | https://www.lamplightbookshotel.com/nagoya/ |
ランプライトブックスホテル名古屋に宿泊する際は、同じ名古屋市にある本屋「ON READING」に行くことをおすすめします。
店主が名古屋にある大型書店などでは欲しい本がなかったことがきっかけでお店を始めたというエピソードをもつ本屋です。読書好きほど思わず長居してしまう素敵な本屋です。
詳しくは「ON READING 世界を見る解像度が高まる名古屋の本屋」の記事にまとめていますので、是非合わせて読んでみてください。
ON READING 世界を見る解像度が高まる名古屋の本屋
続きを見る