こんにちは。みたっくす(@book_life_net)です!
booklife(ブックライフ)では、「本のある生活」を目指したい人向けに、本と触れ合うきっかけや本のある楽しい日常を発信しています。
読書をしたいけど、中々進まない。または読書の習慣をつけたいけど読み始めても長く続かないといった経験はありませんか?
- どの本から読んだらいいだろう
- 1冊読みきれないなぁ
- 忙しくて本が読めない
といった読書の悩みもよく聞きます。
そんな時は、コーヒー(紅茶)と短編集の出番です。
それもただコーヒーと短編を用意するのではなく、習慣化するには強制的に環境を用意することも大事。そこで活用したいのが都内の西国分寺にあるクルミドコーヒーの「コーヒーと読み物セット」です。コーヒーと15分程で読める短編がセットで販売されています。
気になる短編を選び、一杯のコーヒーを飲みながら読んでいく。ちょうど一杯飲み終わる頃には短編も読み終わって、スッキリした素敵なカフェタイムを過ごすことができます。
Contents
短編の良さ
1月は芥川賞、直木賞の発表から本屋大賞のノミネート作発表まで多くの文学賞が発表されます。そうしたニュースを見ていると読みたいな、読んでみようかなと考えることもあるのではないでしょうか。
でもいきなり小説を読むのも大変。ましてや長編は読みきれるかなと億劫になってしまうこともあります。
そんな時は短編小説を読んでみたらどうでしょうか。
1話、10分程度から長くても30分くらいで読み終わる分量はちょうどコーヒー1杯飲み終わる分量です。
それでいて話はしっかり作りこまれていて展開していくものばかりですから、想像したシーンが一気に展開して結論を迎えていく時間の後には、しっかり余韻が残り充実感を得ることができます。
短編とコーヒーがセットで販売しているクルミドコーヒー
では、どの本(短編)を読んだらいいか?と悩む方もいるかもしれません。
そもそも前提として、人それぞれでおすすめの本は異なるものだと思います。
読んだ本の感想は人それぞれ異なりますし、活字から想像する世界も異なって当たり前のことですから、おすすめ本と言われて読んでみても同じ体験を得れるわけではありません。
一方で読みたい本がないからといって読書をしない期間があっては習慣ならないのみ事実。
そんな時は西国分寺にあるクルミドコーヒーに行きましょう。
本を持っていく必要もありません。コーヒーと短編がセットになった「コーヒーと読み物セット:800円」を頼めば、短編全15編の中から選ぶことができます。
短編は、表紙込みで16ページほど。1ページ1分で読んでも15分かからずに読み終わる分量です。まさにちょうどコーヒー1杯飲み終わるくらいの分量です。
このとき大切なのは、短編しか読まない、つまり読み終わったらお店を出るということをはじめから決めておくこと、です。
ついつい読み始めると、楽しくなって他の本も読みたくなり、他の本にも手を出してしまいます。そうなるとその時間で燃え尽きたり、また疲れてしまい続かなくなります。
メディアもここぞとばかりに芥川賞や直木賞、本屋大賞の本を進めてきますので、読みたいという気持ちが出てしまうのはわかりますが、読む習慣ができればいつでも何でも楽しく読めますので、潔く止めて、次の楽しみを作り続けるようにしましょう。
クルミドコーヒーの良いところ
お気づきの方もいるかも知れませんがコーヒーと短編を用意できるならどのカフェでも、ましてや自宅でも読む習慣をつけることはできます。では、それなのになぜクルミドコーヒーに行くことを推奨しているのでしょうか?それには明確な理由があります。
1.お金を払って短編を選ぶという行為
自分で選ぶということは、誰かに進められるのではなく、自分で何かしら良さそうと思ったものを選ぶことに繋がります。
いろんなレビューや評価のもとでモノが買える世の中ですが、そうした情報なしで選んだものには不思議と特別感を感じることができます。
2.短編はどれもオリジナル
置かれている短編は、実はすべてクルミド出版とまさにグループ内で出版したものが置かれています。ここだけでの短編との出会いができます。
3.国産のくるみが食べれる
テーブルの上に置かれた殻付きのくるみ。「おひとつどうぞ」のタグのとおり自分で割って食べれます。このくるみは、国産の天然のくるみだそうで、濃厚な味を楽しめます。
カフェとしての魅力がたっぷり
客観的な事実として「クルミドコーヒー」は、食べログのカフェ部門で全国1位を取ったお店であるということで、カフェとしての魅力が詰まった場所です。きっと気に入っていただける方も多いはず。
※クルミドコーヒーの店主の考えを知りたい方には、店主が出版されている「ゆっくり、いそげ」という本が出版されています。カフェの経営を越え、仕事論、そして、生き方までを考える上でとても示唆のある本です。
唯一の懸念点
人気のお店なので満席で待つことになるかもしれません…。
読書の習慣は読み切る環境づくりから
本を読む習慣を身につけるためには、読み切る成功体験や読むための環境づくりは大切です。その時のポイントはあれもこれも読もうと思わず、気分で選んだ1冊・1話のほうがついつい読んでしまい、楽しみが続くものです。
そうした意味でもクルミドカフェは最適ではないでしょうか。
クルミドカフェで短編を読む習慣をつけ、もっと読みたいな、本はやっぱり面白いなと思ったら長編に挑戦したり、ジャンルを広げていくと良いのではないでしょうか。
まずは読みきる経験を積み重ねることでどんな本でも楽しく読めるようになっていきましょう。
▼クルミドコーヒーについて
住所 | 東京都国分寺市泉町3-37-34 マージュ西国分寺1F ※google map |
電話 | 042-401-0321 |
営業時間 | 月・火・水・金・土・日:11:00〜21:00(L.O 20:30) ※最新情報は、下記ホームページをご確認ください |
定休日 | 木曜日 |
URL | http://kurumed.jp/ |
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