こんにちは。みたっくす(@book_life_net)です!
IKEA製品を独自にカスタムする”IKEAハック” という活動はご存知でしょうか?
IKEAの商品を購入した後、机や椅子、棚などに手を加えることで、おしゃれに自分好みにする人たちが増えています。そうした”ハック”された商品は、instagramやpinterestといったサービスで多数みることができます。
最近、家具を白基調のものに変えたことで、木材で作られたIKEAのミニチェストの色味が部屋に合わなくなってしまいました。とはいえ小物の収納として気に入っていた商品なので、新しく買い換えるのではなく、IKEAハックしてみようということで塗料を購入して、自分好みに塗装をしました。
いわゆるリメイクしただけですが、IKEAハッカーの仲間入りをしました。
今回は、そんなチェストへの塗装というIKEAハックした内容についてご紹介させていただきます。
Contents
使用したIKEAの商品『MOPPE モッペ』
ミニチェストの『MOPPE モッペ』は、バーチ材合板で作られたクラシックな作りとなっています。商品説明には「無塗装の木材を使用しているので、何度でも自由に塗装やデコレーションを楽しめます。」と書かれており、まさにIKEAハックしてくださいといわんばかりの案内がされています。
実際、IKEAの店舗によっては、水性塗料が塗られた状態で展示されている『MOPPE モッペ』を観ることができます。
ちなみに今回塗装をした『MOPPE モッペ』は、3,4年前に購入したもので4つの引き出したついた作りとなっています。現在、この作りのものは販売していないみたいですが、基本的な構造は一緒です。
IKEAハック:MOPPEを塗装してリメイク
準備したもの
塗料は、DIYの定番商品といわれているミルクペイントを使用しました。
天然由来で安全性にすぐれ、水性でありながら乾燥後は耐水性にもなること、何より屋内で使用できるので気に入っています。カラーも豊富で、アンティーク調の仕上がりにできるものもあり、はじめて塗装する方にはとっても扱いやすい塗料だと思います。
MOPPEの塗装の進め方
①引き出しの縁にマスキングテープを貼る
縁に塗料がはみ出ないように縁にマスキングテープをしっかりと張ります。
②引き出しの表面を白くペイント
表面にミルクペイントを塗っていきます。
一度塗りでは乾燥すると下地の木材がうっすらと透けて見えていたので、1~2時間経って表面が乾燥したことを確認して、2回目の塗装を行いました。
③完成(のつもりでしたが・・・)
乾燥したことを確認して、引き出しに戻して完成!
と思っていたのですが、どこか物足りない印象を感じていました。十分満足のいく出来栄えではあったのですが、IKEAハックを続けることにしました。
④引き出しの半分を黒くペイント
近くに置いていた木目と黒の置き時計にインスピレーションを受けて、チェッカーのような模様にしたく、表面の斜め半分を黒くペイントすることにしました。
まずマスキングテープを斜めに貼ります。塗装しているとインクが染み出すことがあるので、できる限りしっかりと貼ることをおすすめします。
そして、黒くペイントしていきます。白と同様、1度だけでなく、二度塗りして下地が透けないように仕上げます。
⑤今度こそ完成!
マスキングテープを剥がして完成。早速、引き出しに戻してみました。
いい感じです。
引き出しの位置を変えればこんなデザインもできます。
IKEAハックのススメ
「引き出しを塗る」という一手間で家具はもちろん、部屋の印象が大きく変わることを実感しました。
お店で形やサイズ感は合っているのに、色味が合わないなぁという家具を見つけることがあるかもしれません。他にも引っ越したら全然部屋の雰囲気に合わないものになってしまうことも起こりがちです。
そんなときは諦めるのではなく塗装してみることを検討してみてはいかがでしょうか。今ではミルクペイントのように屋内で安心して使えて、仕上がりが良い塗料が増えています。
今ではIKEAハックという言葉が定着しているように、こうした取り組みは数多く紹介されていますので参考になるものを見つけることができるでしょう。
実際、IKEAの商品は、ハックしやすいものが多く、IKEAのお店にいくとそんなハックされた商品が所々展示されていたりします。
最近では、IKEAは都内での出店を増やしていますので、おでかけついでにインスピレーションを得るために訪れてみるのもおすすめです。
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自分の好きな空間にハックしていきましょう。