こんにちは。みたっくす(@book_life_net)です!
booklife(ブックライフ)では、「本のある生活」を目指して、本と触れ合うきっかけや本のある楽しい日常を発信しています。
吉祥寺にある絵本の古本屋『MAIN TENT/メインテント』さんに行ってきました!
絵本に特化した古本屋というだけでも珍しさを感じますが、オーナーの絵本蒐集家フランソワ・バチスト氏によって世界各地から集められた絵本が作り出す世界は、さらに個性的です。店内に入ってすぐ絵本に夢中になってしまい、その時の時間はまるで世界中を旅をしているようでした。
今回は、そんな「MAIN TENT」について紹介します。
サーカスのようなお店
入り口を抜けると、そこは絵本ならではのカラフルな表紙が並んだ空間で、お店の名前の通りまるでサーカスの世界に迷い込んだようです。
入り口付近は日本の絵本が中心で、子供の頃に読んだことがある人が多そうなメジャーな作品が並んでいました。一方で、奥には日本以外の絵本作家の棚があり、他の本屋では見たことがない絵本や児童書が並んでいます。
こうした本は、オーナーの絵本蒐集家フランソワ・バチスト氏自ら世界中に買い付けに行っているとのことです。
そこで「どのあたりからの買い付けが多いのですか?」と尋ねてみると、「東ヨーロッパあたり」というお話が聞けて、日本からは訪れる人が決して多くないエリアですので、珍しいと思える本が集まっている理由がわかった気がしました。しかも古本ですので、なおさらです。
珍しさもあって自然といろんな絵本を手にとってしまい、時間を忘れるほど夢中になっていました。世界中の絵本の世界に触れている時間は、まるで不思議な旅をしているようでした。
親から子へ絵本を引き継ぐ
MAIN TENTでは、子供の頃に読んだ懐かしい絵本との出会いもありました。表紙をみることで記憶がよみがえり、今なら自ら稼いだお金で購入できる機会があることにちょっぴり嬉しくなりました。
吉祥寺には、ジュンク堂書店や紀伊國屋書店といった大型書店もあります。絵本の品揃えだけで言えばこうした大型書店のほうがきっと豊富でしょう。
しかし、新刊書店では古本の絵本は扱っていないため、親となった人が、子供の頃の気に入っていた絵本を子供に読み聞かせたいと思っても、こうした本屋で購入できるのは新刊かベストセラーなど定番作品に限定されてしまうでしょう。
その点において、古本ならではの出会いを提供し、記憶をよみがえらせてくれる絵本専門の古本屋は貴重な場所です。さらにMAIN TENTは、世界のどこからか集められた珍しい絵本がたくさんあります。
きっとお子さんと一緒に行けば、日本以外の絵本に興味を示す機会となるかもしれません。
何より、大人にも子供にとっても絵本が作り出す雰囲気は、気持ちを明るくしてくれます。ぜひ、一度訪れていただきたい素敵な本屋さんです。
MAIN TENTの店舗情報
住所 | 東京都武蔵野市吉祥寺本町2-7-3 フェリオ吉祥寺102 |
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地図 | google mapを起動する |
営業時間 | 平日 10:30~17:00 休日 10:30~19:00 ※コロナの影響により、営業時間が変更になっている可能性があります |
定休日 | 水曜日 |
電話番号 | 0422-27-6064 |
公式HP | http://maintent-books.com/ |