こんにちは。みたっくす(@book_life_net)です!
読まなくなった本を売ろうと思った時、メルカリは高い価格で手放すことができる便利なサービスです。しかも売ったことがある人が口を揃えて言うのが「こんなに早く、しかも高く売れるとは思わなかった」の一言です。それだけメルカリ上で、本は盛んに売買されている状態です。
とはいってもメルカリで本を売ることに対してこんな声も聞きます。
- 出品が面倒くさい
- 出品した本を、売れるまで管理しないといけない
- 売れてからも、ひとつひとつ梱包して送る作業が面倒くさい
確かに毎回、梱包資材を集めて送るのは手間のかかる作業です。ですが、一度仕組みを作ってしまえば驚くほど手間もかからず、梱包にかかる費用すらほとんどかからないようになります。
この記事では、そんなメルカリで売れた本の梱包のコツについて解説していきます。
Contents
本の梱包のポイント
はじめに結論を書いてしまうと、メルカリにおける本の梱包で大切にしている点は、以下の2点です。
・お金をかけない
・梱包の見た目は気にしない
例えば、他の梱包の仕方の記事を読んでいると、本の保護のために「OPP袋」「緩衝材としてのプチプチ」と送るための「封筒」を購入しましょうという内容が多く見受けられます。または封筒ではなくメルカリが販売している専用の箱を買いましょうというものもあります。
確かに方法としてはその通りなのですが、この3つを揃えるとそれなりに費用がかかってしまいます。具体的には、1冊の本を送るのに梱包にかかる費用だけで50円~100円はかかっているのではないでしょうか。
またOPP袋に包まれていると見た目は良いかもしれませんが、意外と購入した人からすれば取り出すのが大変です。高評価のためにという梱包の見た目を良くしようということかもしれませんが、購入者は早く読みたいということ、そもそも梱包よりも本自体の状態が記載通りかどうかのほうを気にしているので、むしろ取り出しやすいほうが好まれることではないでしょうか。
本の梱包前に準備すること
1.メルカリで売る本は、一箇所にまとめておく
出品した本が売れた度に毎回探すのは面倒です。出品した本は、ダンボールなど一箇所にまとめておくようにしましょう。
2.アマゾンや楽天で購入した際の梱包材を保管しておく
ここがポイントです。
普段からアマゾンや楽天などで買い物をしている際に送られてくる梱包資材は、再利用が可能です。
特に本や雑誌などを購入した時のものはサイズが丁度よく、しかも緩衝材付きのものとなっているのでそのまま利用可能です。この状態で本が送られた来たので当然といえば当然ですよね。
つまり普段から買い物した際の梱包資材を保管しておけば、本を送る際の「封筒」や「プチプチ」を買いに行く必要がありません。再利用するので環境面でも良いことは言うまでもないことでしょう。
こちらの梱包材も本と同様、一箇所にまとめておくと良いでしょう。
3.梱包に必要な道具の用意
梱包する際に必要な道具を一式準備しておきましょう。どれも100均で揃えることができますし、すでに持っているものも多いかと思います。
①ビニール袋
ビニール袋は、発送中や投函後の水濡れを防ぐために使います。
OPP袋である必要はなく、100均で100枚入りパックのものを購入しましょう。
ビニール袋ならコスパがよく1枚1円です。
②ビニール袋で包む時用の「マスキングテープ」
ビニール袋に入れた本を留めるために使用します。
マスキングテープにしている理由は、剥がしやすいからです。
たとえば、本をOPP袋にいれて、透明なシールでぴったり止められたものは見た目はいいのですが、どこから剥がしていいかひと目みてわかりにくく、剥がしにくい時があります。
その点マスキングテープなら目立ちますし、剥がしやすいので購入者フレンドリーな梱包になります。
③梱包材の口を止めるための「クラフトテープ(布テープ)」
梱包材の中に本を入れたあとに使用するテープです。
しっかり止めれるのであればクラフトテープでも布テープでも紙テープでも何でも良いでしょう。
④ハサミ
梱包材やテープを切る時に使用します。
本の梱包の仕方
メルカリで注文が入ったら梱包を開始します。今回は、「A4サイズ、厚さ3cm、重さ1kg以内」の本を1冊送る時を想定しています。
まず本と梱包材をそれぞれまとめている箱の中から取り出してきます。
ビニール袋に本を入れます。そして、本のサイズに合わせてビニール袋を折りたたみ、マスキングテープで2,3箇所留めます。
続いて、本来であれば形を防ぐためにプチプチなどの緩衝材に本を包む必要がありますが、アマゾンや楽天で送られた梱包材は、緩衝材が備わっていますので、そのまま梱包材に収めます。
本に対して梱包材が大きすぎる場合はハサミで切ってサイズを調整しましょう。
サイズがちょうどよくなったあとはテープで留めて完了です。
最後に念のため3cm以内の厚みになっているかチェックしましょう。
今回は、梱包材を本に合わせて切る際の手順まで説明しましたが、梱包材のサイズ調整が必要なければ30秒で梱包完了です。
また梱包に掛かった費用は、マスキングテープとクラフトテープとビニール袋と何回も使用できる材料のみなので、1冊辺り3,4円くらいまで抑えることができます。
メルカリでの評価について
購入者からの評価から悪い評価をいただくことはないのか?と心配に思う方もいるかも知れません。
結論を申しますと、今回書いた方法で本を売ってきましたが一度も「残念だった」の評価を頂いたことはありませんし、本の防水と保護という梱包の目的も完璧に満たしているので、梱包に対して「残念だった」という評価をもらう心配は限りなく少ないように思われます。
むしろ多くの記事で紹介されている「茶封筒」で本が送られてくることのほうが残念な気持ちにはなるのではないでしょうか。
メルカリで売れた本の梱包まとめ
今回は、メルカリで売れた本の梱包本の梱包についてご紹介しました。
売れた度に梱包材を揃えて梱包作業を1から行うと大変ではありますが、一度仕組みを作ってしまえば決して面倒な作業ではなくなり費用も掛かりません。
是非、今回の記事を参考に仕組みづくりをはじめてみてください。そして、メルカリでの本の流通が増え、欲しい本に触れあうきっかけが増えればうれしいです!
梱包以外のメルカリでの本の出品のポイントについては「メルカリでの本の出品「面倒くさい」がなくなる4つのTIPS」にまとめていますので、是非、こちらの記事もご覧ください。
メルカリでの本の出品「面倒くさい」がなくなる4つのTIPS
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また最近ではメルカリで本を売る以外に本の処分を通じて寄付ができるサービスもあります。詳しくは「本の処分で始める寄付の形。今できる行動のきっかけに」にまとめていますので是非参考に検討してみてください。
本の引き取りで始める寄付の形。今できる社会貢献ののきっかけに
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